就職活動で最優先にしていたのは「地元で働くこと」だったので、必ずしもマスコミや記者志望というわけではありませんでした。

ただ、読書が趣味で文章に親しむことが多かったこともあり、〝新聞記者〟という職業には何となく興味を持っていました。

三沢市とおいらせ町の政治やスポーツ、事件・事故など、あらゆる分野の取材をしています。その中でも地域のイベントや団体の活動に足を運ぶ機会が多いです。地元住民の気持ちに寄り添いながら、読者にとって意義のある記事を書くように心がけています。

さまざまな分野の取材をするため、毎日が勉強です。特に政治の取材については、担当する市町村をよく理解しなければなりません。自分の地元ではない町の取材をするのは大変なことですが、まずは市民、町民の思いをよく聞くことが大切だと思います。

新聞記者に特別な資格は必要ありません。

取材を重ねるたびに知識は身につくし、文章もうまくなります。人と話すことが好きな人であれば、楽しみを見いだすことができるはず。

新聞記者には「自分にしかできない仕事」があります。このコーナーを見ているということは、記者職に興味を持っているということでしょう。

夢中になれる仕事です。ともに頑張りましょう。