高校の放送部で番組を制作していたことから、「メディア関係に就きたい」と就職活動前から決めていました。

実は新聞記者という仕事に興味はなかったのですが、現在担当している「ヤングポスト」へ学生時代イラストを投稿していて、デーリー東北という新聞に思い入れがあったので入社試験を受けました。

八戸ブックセンターやこどもはっち、演劇、暮らし関係の取材を主に受け持っています。読者投稿「デーリー文芸」を取りまとめたり、出版社や地域の人から恵送された書籍の紹介記事を書いたりします。

文化部の仕事の多くを占める寄稿文の依頼・校正の仕事は、どちらかというと編集者に近いかもしれません。

速報性のある社会・地域系の記事とはまたひと味違う、専門的な内容の執筆は難しいですが、とても奥深い仕事です。

文化部は通信社の配信記事を含めたページ作りや新連載の企画を考えることも多く、「取材して書く」だけではなく、紙面全体のバランスを考えた新聞作りの面白さを味わえます。

記者にとって、専門的な知識や経験は必須ではありません。大事なのは、何にでも興味を持ち、相手の話を楽しく真剣に聞けることだと思います。

「この話題は面白そう」「読者に伝えたい」という思いを大事にして働きましょう！